12月8日 ある記念日

今日は、12月8日。ある記念日。

あるニュース番組では、ジョン・レノンが30年前に亡くなった日、として放送していた。

"Love & Peace"の言葉で代表・象徴されるジョン・レノン。世界平和を訴え、歌い続けられるジョン・レノンの曲。
現下の不安定な政界情勢においても、その意味は大きい。
まさに、その通りで、その報道に全く異論はない。

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しかし、そのジョン・レノンが亡くなった日として、まさに併せて、真珠湾攻撃が起った日、として報道して欲しかった。終戦記念日は、毎年、大々的に行われ、敗戦、戦争の意味を振り返る報道・ドキュメンタリー番組も多い。
それはそれで、もちろん、結構なことで、毎年、戦争というものを考えることは、絶対に必要で、実際その通り、行われている。

一方で、この真珠湾攻撃で、日本が戦争を始めた経緯、何故、戦争を起こしたのか、を考えるにあたっては、この12月8日が、ふさわしいのでは、と思える。何故、メディアは、この12月8日をとらえて、何故、日本はアメリカに対して、戦争を起こしたのか、を考えることを大々的にしないのか、残念である。

(追記）日テレの”ZERO"で、この真珠湾攻撃が報道されていた。

もちろん、この真珠湾攻撃だけでなく、日清戦争、日ロ戦争（この辺は、今NHK「坂の上の雲」で放送されている）の経緯も大事である。さらに、もっと言えば、白村江の戦い、秀吉の朝鮮出兵も、そうではある。

真珠湾攻撃については、是非、映画化してもらいたい作品がある。一度、NHKでドラマ化はされてはいるけれども、やはり、映画化してもらいたい。

それは、佐々木譲原作の「エトロフ発緊急電」である。

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この作品は、もちろんフィクションではあるが、歴史的経緯を考えるには、絶好なものである。ストーリー展開も面白く、一気に読んでしまった記憶があり、真珠湾攻撃の背景の強烈な記憶となったものである。

日本映画には、有名な「トラ・トラ・トラ」があるが、この「エトロフ発緊急電」を是非、映画化してもらい、日本映画傑作としてもらいたい。

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そんな気持ちでこの12月8日を過ごし、このブログに”つぶやいて”みた次第です。

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タグ：ジョン・レノン　12月8日　佐々木譲　エトロフ発緊急電　真珠湾攻撃