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大阪コレギウム・ムジクム演奏会(11/28/2010) [音楽]

2010年11月28日、東京・晴海の第一生命ホールにて行われた
大阪バッハ・コレギウム演奏会~創立35周年記念、大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団第16回定期演奏会を聞きにいった。

これは友人からの誘いで、ちょうど招待券をもらったから、一緒に行かないかというものであった。

大阪コレギウム.jpg

<プログラム>
A. ペルト/
  巡礼の歌(男声合唱と弦楽オーケストラのためのヴァージョン)
  【関東初演】
B. バルトーク/
  弦楽のためのディヴェルティメント BB 118 (Sz.113)
西村 朗/
  無伴奏混声合唱組曲「鳥の国」(詩:佐々木幹郎)
  【2010年委嘱 関東初演】
千原英喜/
  いつくしきのり
   ―日本書紀巻第二十二による声と室内オーケストラのための
     蘇莫者序、雅楽・音取、越天楽、舞楽・陵王
  【2009年委嘱 関東初演】
合唱 大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
大阪コレギウム・ムジクム合唱団
管弦楽 シンフォニア・コレギウム OSAKA
指揮 当間修一

この後半、二人の日本人作曲家の作品は、感動的であった。

特に、最後の千原英喜/ いつくしきのり ―日本書紀巻第二十二による声と室内オーケストラのための蘇莫者序、雅楽・音取、越天楽、舞楽・陵王

これは、もう圧巻。西洋音楽には、オペラがあるが、これは大和(やまと)のオペラ(大和の音・歌・劇の一体)というべきもので、その音、声の音響の渦に圧倒、感動させられた。

合唱団の方は、舞台を動き回り、客席の廊下や二階席に移動して歌ったり、叫んだり、お経の様に唱えたり、これに伝統的な和楽器、西洋の弦楽器、フルートなどが加わる。また、笏拍子、木魚、数珠、振鈴、キン、石笛、土笛、オカリナ、法螺貝、サヌカイト、錫杖、神楽鈴などが効果的に加わる。
今までの経験を越える臨場感豊かな響きで圧倒された。

題材は、聖徳太子。生まれてから、いわゆる憲法17条をつくるまでの模様。

圧倒的な音の迫力、光の演出もあり、感動的な公演でした。
今年一番の公演。
感動で、涙した。



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